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チームみらいに感じた違和感

  • DEF
  • 6月22日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月14日

 都知事選に立候補した安野氏がチームみらいという政治団体を立ち上げ、国政を目指すということで、期待して個人献金などもしたりしていたのですが、かなり違和感を感じるようになって、オープンチャットやSlackからも退出しました。その違和感について軽く言語化しておきたいと思います。建設的な批判になればよいと思います。

候補者選定の不透明感

 チームみらいでは安野氏以外に10名程度の候補者(https://note.com/annotakahiro24 )がいるようです。これらの候補者がどのように選定されたのか不透明だと思います。もちろん皆さん若くて経歴は立派な方が多いんですが、仲間内感が消えません。選定された候補者の中で1名、過去に何か問題があった方がいたようで、候補辞退になっています。外部で応援しようと思っている私のような人からすると、どんなに優れた人でも仲間内で進めるのならば、仲間内でやればいいのではと思ってしまいます。

 この点だけ見るとどちらかというと苦手な政党ですが石丸氏が率いる「再生の道」は候補者を公募し、公開面接を行うなど、透明感を確保しているので好感が持てます。

政策決定における不透明感

 チームみらいでは政策をみんなで決められるというところを売りにしていて、政策をGitHubで管理して生成AIと相談しながら政策を作り込めるようになっています。これはとても面白い仕組みだと思います。私も何件か政策提案を行いました。提案した政策は最終的にプルリクエストという政策を本体へ組み込むための、依頼を行うことになっています。提案を政策へ組み込むのは「チームみらい」の中の人が責任を持ってやるということになっています。これは、よりよい提案を取り入れようという考えかもしれませんが、作成した提案をいいように使われたり、恣意的な運用がなされるのではと危惧しています。

 ブロードリスニングで多くの意見を可視化するというのはよいと思うのですが、提案はとりあえず聞くだけ、決めるのは自分たち。いいアイデアは利用させてもらうというような感じを受けてしまいました。多くの人の意見を集約させて決定に至るプロセスにこそ生成AIを利用して透明化を図るとよいと思いました。

運用における不透明感

 チームみらいではLineのオープンシャットで支援者やボランティアの人の交流を行っていますが、別に作業用としてSlackを用意しています。私もこれに参加していましたが、一部の人の間で議論があったようで、一部の人がBAN(アカウントの強制停止)されてしまったようです。ボランティアの人はチームみらいの理念に共感し、労力の提供を行っていると思いますし、政党の活動ですから闊達な議論があった方がよいと思います、が運営の人と意見が合わないと即BANされるとなると、とてもオープンな場とは思えなくなります。運営の顔色をうかがって労力を提供するのは何だかなと思います。そしてSlackは作業場ということを強調して意見を言いにくくするのもどうかなと思います。ボランティアで参加している人はチームみらいとともに日本をよくしたいという思いの人たちだと思います。私も含め参加していた人たちは都合のよい無償の労働力では無いと思います。

X上での炎上に関して

 X上で安野氏の発言(本人が投稿したのかどうかは不明ですが)が炎上しています( https://x.com/takahiroanno/status/1934892103567585443 )。喘息薬の話なのですが、

マニフェスト(https://policy.team-mir.ai/view/24_%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%EF%BC%92%E5%8C%BB%E7%99%82.md )からは、ここまで具体的な話はつながらないようにも思いました。また、また安野氏はAI?は専門かもしれませんが、医療は専門ではないのでは?と思った次第です。なぜ専門でもな話いを専門家のように話すかは疑問に思います。


以上、チームみらいに感じた違和感でした。


そうは言っても(2025.0714追記)

 選挙戦も終盤になってきて、立候補した皆さんやボランティアの皆さんの真摯な姿勢がタイムラインに流れてくるようになりました。分断を煽らないなどの理念が良い方向にドライブし始めてきたように思います。記述した違和感については初期に私が感じたもので今でも改善した方がよいと思いますが、年齢も若く経験が少ないところもあり荒削りなところもあるかもしれません。それよりも彼らの真摯な姿勢を応援したいと思います。





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