日米貿易交渉雑感
- DEF
- 4月21日
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貿易交渉の雑感です。「これがトランプ流交渉術」などしたり顔で話しテレビのコメンテーターがいるわけですが、トランプは「素直の目」で物事を見ているだけに思えます。
例えば「なんでアメリカには日本車がたくさん走っているのに日本では走っていないのだ」といったものです。日本はアメリカ車に何も制限はありませんよ、ドイツ車やフランス車は走っているじゃないかと反論するわけですが、アメリカにもよいものがあるのに何で勝ってくれないんだろうと素直に思っていると思うのです。
もちろんアメ車が大きいとか営業努力が足りないとかもあるでしょうが、日本にも確かに車やガソリンの税の話や車検、軽自動車などの特殊な規格の話など、海外から見たら非関税障壁に見えるものがあるのは確かだと思います。
貿易交渉ではこれらをお互い納得できるように細かく詰めていくことが求められると思いますが、トランプさん的には目に見える結果がないと、例えば車検の仕組みをこのように変えたよとかいってもなかなか納得しないのだと思います。
このようなときは例えば、今経営に苦しんでいる「日産」など日本を代表するメーカーをテスラなどに売却するなどの方法を考えるとよいかなと思いました。テスラが日産を持てば日産車をすべてアメリカの車といっても良さそうですし、日産の名を残せば日米友好の印ともなるかと思います。
テスラも小型車のノウハウを入手することもでき、新たなEV戦略を得ることができるように思います。
これが実現するかわかりませんがUSスチールズの買収も含め、このような形で、素直の目で物事を観察し、Win-Winやその先の未来を目指すのがよいのではないかと思います。